マイクロソフトは新しいウインドウズ11(Windows 11)を発表しました。
基本的に要件を満たしていれば、Windows 10からWindows 11へ無償でアップグレード可能です。
Windows 11へ無償でアップグレードできる条件は?
Windows 11へ無償でアップグレードできるのは、Windows 10が動いているマシンです。
ただし、いくつか条件を満たしている必要があります。
- プロセッサが 1GHz以上, 2コア以上, 64ビット互換プロセッサまたはSoC
- メモリが4GB以上
- ストレージが64GB以上
- グラフィックスカードがDirectX 12に互換 か WDDM 2.0以降
- ディスプレイが 9インチ以上のHD解像度 (720p)
- インターネット接続可能なこと
- Microsoftアカウントがあること
- UEFI、セキュア ブート対応のシステムファームウェア
- トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョンが2.0
以上を満たしている場合にウインドウズ10からウインドウズ11へ無償でアップグレードが可能です。
画面が小さなタブレットや2in1の場合に出来るかどうか微妙な感じですが、それ以外の今ウインドウズ10が動いている最近購入したマシンならまず無償アップグレードできそうです。
5年以上前に購入したパソコンの場合、最後の項目TPM(セキュアな暗号プロセッサ)が搭載なしだったり、搭載していてもバージョン1.2で条件を満たしていないことがあるようです。
マイクロソフトでは今使っているパソコンでウインドウズ11が動くかどうかをチェックするプログラムを配布中です(下方のリンク)
新しくパソコンをこれから買う場合は、製品の説明に「Windows 11 へ無料でアップグレード」と記載してあるかどうかを確認してから買いましょう。
わからないときはお店の販売員に聞いてから購入しましょう。
もし必要条件を満たしていない場合、Windows 10をそのまま継続して利用できます。
Windows 10のサポート期限は、2025年10月14 日までの予定です。
あと4年くらいは継続して使えるということですね。
Windows 11へ無償でアップグレードできるのはいつから?
ウインドウズ11が発表されましたが、ではいつからウインドウズ10から無償でアップグレードできるようになるのでしょうか?
まず、Windows 11の登場は2021年後半に予定されています。
詳細な日付までは確定していません。
では、アップグレードの予定はというと、まだ策定中ということです。
「現在使用されているほとんどのデバイスについては 2022年の前半になる予定です。
Windows 11にアップグレード可能なWindows 10のパソコンならどれも同時にアップグレードが提供されるとは限りません。
アップグレード実施期間の開始後は、[設定] > [Windows Update] を開くと、お使いのデバイスがアップグレードできるかどうか確認できます」
と、マイクロソフトは言っています。
どういった順番になるかわかりませんが、一気にみんなアップグレード可能になるわけでなく、通知が来た順にWindows 11へ無償アップグレードできるということですね。