SEOキーワードを選定するとき、分かっている側からの発想だけでは不十分です。
調べる人が分かってない、知らない、間違えると思ってSEOする言葉を考える必要があります。
当事者が思ってるほど名前を知られていないもの
SEOキーワードを選ぶときにまず思いつくのは、商品やサービス、個人名です。
でも、商品やサービス、個人名って当事者が思っているほどには世間は知らないですね。
専門家や熱狂的な人たちに囲まれていると、まるでみんなが知ってるかのように思いがちです。
実際には、一歩その集団から外に出ると全然知られていないものです。
有りがちなのは、商品名やサービス名の固有名詞を頭に持ってきたウェブサイトを作ってみたものの全然アクセスがないというパターンです。
業者に言われるままにそんなウェブサイトを作ってしまって大金をどぶに捨ててしまった例がたくさんあります。
内容を作り変えようとしてもまたそこに大金がかかるので塩漬けサイトになってしまいます。
アンケート調査は簡単に行なえます。
ウェブサイトを計画する段階で認知度調査を実施しておけばそういう失敗は避けられますよ。
アンケート調査などの事前調査で固有名詞の認知度が低い結果が出たなら、固有名詞でなく一般名詞で集客することを考えたほうがいいですね。
そして一般名詞から固有名詞へ誘導しましょう。
人が検索するとき適切に漢字変換するとは限らない
人が商品名やサービス名、人名を検索するとき、必ずしも正しく変換してから検索していません。
漢字の商品名やサービス名の場合でも、人は平仮名や片仮名のまま検索することが往々にしてあります。
一発で変換候補に出てこないような言葉や難しい漢字の固有名詞や一般名詞なら、かなりの確率でひらがなやカタカナで検索されます。
カタカナ名をひらがなで検索されることも多くあります。
英単語をローマ字読みの英字つづりで入力したり、適当にカタカナで入れることもあります。
そういった類は、ウェブサイトの文章中にカッコ書きしたりうまく織り交ぜて書いておくと拾えます。
漢字間違いや綴り間違いで検索される
当事者は正しい単語だけで考えますが、実際の検索では漢字を間違えたり、綴りを間違えたりして検索されることもあります。
商品名やサービス名、人名をみんなが正しく正確に記憶しているとは限りません。
うろ覚えだったりすることはよくあることです。
「そんな間違いする?」って思うような間違いや思い込みもあります。
そもそも知らない分からないときは適当に入力される
業界では当たり前に使われている固有名詞や一般名詞も一般人にまったく知られていないことがあります。
そんなとき人は簡単な言葉に置き換えたり、想像で入力します。
英単語のつづりが分からないときもかなり適当に入力されます。
たとえばアフィリエイトの英語の綴りはわかりますか?
affiliateなのですが、afirieitoやaferieito、afurieito、ahurieitoでたくさん検索されています。
SEOキーワードを選ぶ際の対処方法
商品名やサービス名、人名の固有名詞は知られていないと思ってSEOのキーワードを選ぶ必要があります。
それに加えて、漢字変換や間違いの問題があります。
SEOキーワードを選ぶときにはそれらも考慮してタイトルや文章を作っていく必要があります。
ただし、漢字間違いや綴り間違いを公式サイト上に書くわけにいきません。
そんな場合はリスティング広告を出して丹念に拾っていく必要があります。