スマホにセキュリティソフトで対策する必要ないという人がいます。iPhoneは安心というのは本当でしょうか。
もし本当にウィルス対策が不要ならセキュリティ対策のソフトが出ているはずありません。
販売しているということは対策が必要だからです。
スマホ向けのセキュリティソフトの選び方と比較について書きました。
毎日使うスマホにセキュリティソフトは不要か
スマホにセキュリティソフトで対策する必要がある理由は、スマートフォンが個人情報の塊だからです。
電話番号、メールアドレス、連絡先、写真、銀行口座や証券口座、クレジットカード、ポイントカードなどのログイン情報や連携設定などがあらゆる重要なデータがスマホの中に入っています。
そのスマートフォンを持ち歩いています。
今では携帯電話を利用している人のうち約6割がスマートフォンを使っています。
インターネットで検索したり、ウェブサイトを見たりする用途に、パソコンよりもスマートフォンから実行されるほうが多くなりました。
パソコンにはセキュリティソフトが必須だった
パソコンのセキュリティソフトは、ウイルスやマルウェアの感染や動作を防いだり、危険なウェブサイトへ接続しそうになる前に警告を出してくれました。
パソコンで出来ることがより高度に複雑になり、犯罪者の側も日々進化しました。
瑕疵や漏洩から大きな被害が出る事件が増えるにつれて、パソコンのOS自体やメールソフト、ウェブブラウザーが対策して守ってくれるように進化してきました。
スマートフォンにもその精神が受け継がれています。
基本的にはOSやアプリストア、メールソフト、ウェブブラウザーが安全かどうかをチェックしてくれる仕組みが備わっています。
スマートフォンの機能でセキュリティ対策されているような気がします。
スマホの基本的なセキュリティ対策だけで本当に十分でしょうか?
根こそぎ携帯キャリアがセキュリティ対策ソフトを提供している事実
下記のリストを見てください。全部と言っていいくらい携帯キャリアがセキュリティ対策ソフトを提供している事実がわかります。
スマホにセキュリティ対策ソフトが必要ないなら、携帯電話各社がこんなオプションをそろいもそろって用意すると思いますか?
- NTT DoCoMo あんしんセキュリティ
- au ウイルスバスター for au
- ソフトバンク スマートセキュリティ powered by McAfee
- Y!mobile スマートセキュリティ powered by Norton
- UQ mobile ウイルスバスター モバイル for UQ mobile
- mineo ウイルスバスター モバイル 月額版
- OCNモバイルONE マイセキュア
- 楽天モバイル マカフィー モバイル セキュリティ
これからわかる結論は、
スマホにセキュリティ対策は必要
なんです。
被害にあった場合、適切なセキュリティ対策をしていたかどうかが問われる
もし被害にあった場合、適切なセキュリティ対策をしていたかどうかが問われます。
要件として挙げている銀行は少なくありません。
>補償対象外のケースとして
>5.ウイルスソフトを導入していない、または有効期限切れで稼働されていない場合。
>イオン銀行
>セキュリティ対策ソフトを導入するとともに、最新の状態に更新したうえで、稼動していただくこと
>三井住友銀行
>市販のウィルス対策ソフトを導入いただき、ウィルス対策ソフト、OS、ブラウザを常に最新版にアップデートをしてご利用ください。
>定期的にウィルス対策ソフトでパソコンをチェック(スキャン)してください。
>りそな銀行
>セキュリティ対策ソフトを導入するとともに、最新の状態に更新しておくこと
>全国銀行協会
スマホのセキュリティ対策をしていないと、もしものときに補償を受けられない可能性があります。
最近では仮想通貨を狙われることも増えてきました。
スマホのセキュリティ対策ソフトの選び方のポイントは日本で実績のある製品を選ぶこと
スマホのセキュリティ対策ソフトの選び方のポイントは、ウイルス対策で日本の実績のある製品を選ぶことです。
例えば、持っているデバイスがスマホだけというケースであれば、携帯電話各社が提供するウイルス対策ソフトのオプションが魅力的です。
セキュリティ対策ソフトの料金も良心的です。
ちなみに、NTTドコモとソフトバンクはウイルス対策ソフトの“マカフィー”を提供し、auはウイルス対策ソフトの“ウイルスバスター”を提供しています。両ウイルス対策ソフトともに、日本でも評価の高い優れたウイルス対策ソフトとして長年の実績があります。
セキュリティ対策ソフトは家族みんなで使える台数無制限版がある
セキュリティ対策ソフトは家族みんなで使える台数無制限版があります。
スマホが一台だけなら、キャリアが提供するウイルス対策に加入するのでいいかもしれません。
でも、もし家族が3人、4人といたら、掛け算でけっこうな出費になってしまいますね。
人数がいる場合にはキャリアのオプションサービスでなく製品版を選んだほうがコストが安く済みます。
ウイルス対策ソフトの「マカフィー リブセーフ」は、同世帯に住む家族なら台数無制限で使えます。
Windows、Mac、Android、iOSに対応していますので、パソコンにも、iPhoneにも使えます。
なお、NTTドコモとソフトバンクで提供しているウイルス対策ソフト「マカフィー」の製品版がこれになります。
一方の「ウイルスバスター クラウド」は、Windows、Mac、Android、iOSのうち好きな組み合わせの3台までインストールできます。
通話しかしないという親御さんのスマホでも、たまにはアプリをインストールすることがあるかもしれません。
どのような用途でも、ウイルス対策ソフトでしっかりと守りたいところです。
複数台にインストールできる仕組みは、家族をしっかりと考えた優しい製品と言えますね。安心して任せられる製品であるとお勧めします。