メンテを考えたらもうphp 5.4系はやめておく
CentOS7に標準でインストールされるPHPは、5.4系となっています。
しかし、世の中ははやい、はやい速度で動いていて、PHP 7、PHP 7.1が開発されています。
数年後を考えたとき、5.4系で開発するよりも、7か7.1系でやっておいたほうが良いように思います。
php 7.1の導入方法
そこで今回、CentOS7にPHP 7.1を入れてみました。
まずは、すでにPHPが入っている場合はまず削除します。そのときconf類はバックアップしておきます。次に、7系に対応するremiを入れます。
yum install https://rpms.remirepo.net/enterprise/remi-release-7.rpm
これでインストールする準備ができましたので、phpをインストールします。
yum –enablerepo=remi-php71 install php-devel php-mysql php-pear php-gd php-mbstring php-intl php-fpm
いっしょに入れるモノはお好みで選んでください。
この方法でインストールした場合、場所や名前は通常と同じになっていると思います。
php 7.1のアップデート作業
基本的に月1回の間隔でphpは更新があります。
インストール済のphp 7.1をアップデートする場合、
yum –enablerepo=remi-php71 -y update
で更新できます。
php 5.x系からphp 7.x系への移行ガイド
ほとんどの部分で5.3や5.4系プログラムのままで動きますが、PHP 5.3や5.4から非推奨になり、PHP 7.0から削除されたり、扱いが変わった関数などもあります。必ず移行ガイドには目を通しておき、必要な修正をしましょう。
※ php 7.3が登場して数カ月経ちました。今ならphp 7.1でなく、php 7.3のインストールを推奨します。その場合記事中の「71」の箇所を「73」に読み変えてインストール作業ください。(2019年7月時点)
PHP 5.6.x から PHP 7.0.x への移行(公式)
PHP 7.0.x から PHP 7.1.x への移行(公式)