Internet Explorer 9のサポート終了日
クライアントOS向けのIE9のサポート終了日が、2017年の4月11日となっています。いよいよ、来月です。デザインする人を面倒にしてきた問題の一つとまもなくおさらばできます!
ウェブのデザインをするとき、利用者が多いInternet Explorerを無視するわけにはいかないので、現役で使われている古いバージョンのIEもサポートする必要がありました。古いバージョンのIEには搭載されていないが今では普通に使われている機能を使いたいとき、最新のIEと同じように動くようにするテクニックを追加していました。これをもうすぐ行なわなくてもよくなります。
サポートが終わったIEを使い続けることは、セキュリティ対策的によろしくないことですから、「最新版(OS)を使ってください」と言えます。
公共機関や金融機関などでないかぎり、4月11日以降の更新からはIE9の対応を切り捨てて、デザインするのでよいでしょう。ソースに変な記述が減り、読み込むファイル数も減ると思われますので、利用者側にも転送量の減少、速度の上昇のメリットがあります。
※ IE10のサポートはすでに昨年に終了しています
余談:
下記のような恐ろしい記述がされている、現役のウェブページが未だに存在しています。「互換性にチェックを入れてください」とか、そういう返信をしている問題ではないと思いますよ...。
以下のブラウザを利用してください。
Netscape Communicator (Navigator)4.06 以降(4.5 以降を含む)
Microsoft Internet Explorer 4.01SP2 以降