小学校プログラミング教育が高学年から導入され、中学校、高等学校へプログラミング教育は続いていきます。プログラミングはAIや自動運転の世の中で避けて通れません。
英語と同様に授業で始まる前からプログラミングに慣れ親しんでおくには、ロボットプログラミングが最適です。
小学校1年生になったらロボットプログラミングがオススメ
小学校プログラミング教育は男女を問わず受ける教育です。
プログラミングはコンピュータやタブレットの画面の中だけの話でなく、世の中でどう活用されているのか、どんな論理かを学ぶのが小学校プログラミング教育です。
大人が「小学校プログラミング教育」と聞くとプログラム言語をいじりまわすような想像をします。
実際の小学校プログラミング教育ではプログラミング言語を覚えたり、技能を習得することが目的ではありません。
小学校プログラミング教育では下記のようなことを学びます。
- ブラックボックス、魔法の箱からの脱却
- 世の中でコンピュータが活用されていること
- 問題を解決するには手順が必要なこと
- 意図を実現するために必要な論理的なプログラミング的思考力
- コンピュータを社会や人生に活かすことを学ぶ
プログラムの授業だけでなく、他の各教科の中で学んだことをプログラミングで実行してみたりします。
コンピュータを理解し、論理的思考を磨き、社会や人生に上手に活用していくことを学ぶわけです。
小学校低学年の段階で論理的思考を学ばせることは正直まだ難しいです。
遊びのなかで知らず知らずに実践させるのがよく、それにぴったりなのがロボットプログラミングです。
プログラムできるロボットが各社から販売されていたり、小学校低学年向けにロボットプログラミングの通信教育(ロボット付き)があるんです。
ロボットプログラミングでプログラミング的思考を育てる
ロボットプログラミングはプログラミング的思考の開花にぴったりです。
有識者会議「議論の取りまとめ」において、「プログラミング的思考」とは
「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが
必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたら
いいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に
近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」と説明されています。
ロボットで実現したい動きをさせるにはどうすればいいか考えて組み立てる。
一発でうまく動けばそれはそれで素晴らしいですが、うまく動かないときにどう修正や改善すれば意図した動きになるか自分で考える力をロボットプログラミングで身につけることが出来ます。
授業でなく遊びのなかで自発的に学んでいけるわけです。
ボードゲーム「Coder Bunnyz」を開発する少女が出現
大人の発想だと「プログラミングを学ぶにはパソコンが必要」ってなると思うんです。
でも子供の発想は違います。なんとアメリカの少女はボードゲームでプログラミングを学ぶ教材「Coder Bunnyz」を開発して起業しました。
ボードゲームでプログラミングを学ぶなんて大人の発想じゃ無理ですね。
その少女は、GoogleやMicrosoft、Intelなんかと組んで子供向けのプログラミングワークショップを開くほどの存在になってます。
近い将来には、AIやコーディングのオンライン講座を提供していきたいんだそうです。
ロボットプログラミングもそんな子供の自由な発想を伸ばしていくのに最適な選択肢の一つです。
ロボットプログラミング教材のオススメ
ロボットプログラミング教材のオススメを挙げます。
LEGOに通信講座専用でなく無料アプリ(無料)で楽しくプログラミングして遊べるレゴセット「LEGO boost レゴブースト クリエイティブボックス 17101」があります。対象年齢が7~12歳。ロボットのバーニー、子猫のフランキーなど、1つのセットで5つのモデルに組み替えて楽しめます。それぞれのモデルに特徴のあるプログラミング動作があって選べる動きはなんと60種類以上もあります。
ロボットプログラミング教材 2点めのオススメは、人気のあるロボットプログラミング教材 mBotです。ソニーやレゴと比較するとMakeblockはご存知ないメーカーかと思いますが世界中で人気のロボットです。
青色のほかにピンクバージョンもあります。
プログラミング教育は、押し付けの勉強でなく、遊びから入るのが正解かなと思います。
遊びなら自分でがんばって試行錯誤してトライアンドエラーで楽しく遊んでいるうちに論理的思考力が身に付いてしまうことでしょう。