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ガラケーとフィーチャーフォンの違い

ドコモ ケータイ AQUOS ケータイ SH-02L P-smart ケータイ P-01J スマートフォン Personal Device

ガラケーとフィーチャーフォンは同じ意味? それとも別の意味なの? そんな疑問に答えます。

NTTドコモやau、ソフトバンクなどの携帯電話会社が自ら「ガラケー」と表現することはありません。

大手通信キャリアが常に「フィーチャーフォン」と呼ぶから混同してしまうんです。

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ガラケーとフィーチャーフォンの違い

ガラケーとフィーチャーフォンという二つの呼び方が同じなのか別の意味なのか違いを説明します。

ガラパゴス化した携帯電話。それがガラケー

ガラケーというのはそれ自体が略した言葉なんです。

ガラパゴス化したケータイを略してガラケーと呼んでいます。

ガラパゴス化した携帯電話とは、ガラパゴス諸島で独自進化した生態系のように日本独自の進化を遂げた携帯電話のことを言います。

まだ世界の携帯電話が通話とショートメッセージだけだった時代に、NTTドコモなどがiモード、EZweb、Yahoo!ケータイといったメールの送受信やウェブサイトのアクセスが出来るインターネットサービスやカメラ機能を携帯電話に搭載しました。

これは世界標準の携帯電話機能でなく日本国内向けに独自機能満載に進化したサービスです。

世界各国にも広めようとしましたがうまく広まりませんでした。

パナソニックやNEC、シャープ、東芝、富士通、京セラといった日本の通信機器メーカーは携帯電話に軽量さや薄さ、折り畳み式、ワンプッシュオープンなど日本でウケる要素を競い合いました。

そんなときに現れたのがスマートフォン、直訳すると賢い電話機が急に来たんです。

その代表格がAppleのiPhoneです。

スマートフォンは、携帯電話本体サイズいっぱいの大きな画面にキーボードなし。パソコンで慣れ親しんだメールやウェブブラウザーが使えてiPodのように音楽も聴ける携帯電話機でガラケーとは形状も機能も違いました。

それは日本で独自進化した携帯電話の形状や携帯電話向けの機能とは一線を画す表現力で、スマートフォンに対しての言葉としてガラケーが世間一般まで広まりました。

ガラケーとフィーチャーフォンの言葉の違い

先に言いましたが、携帯電話会社が自らガラケーと表現することはありません。

NTTドコモやau、ソフトバンクはガラケーと呼ばずフィーチャーフォンと常に表現しています。

ガラケーという言葉には、携帯電話の独自進化というポジティブな面と、世界標準と異なるというネガティブな面があります。

世界標準と異なる携帯電話を作り続けた日本の通信機器メーカーは、世界で売れないガラケーの企画製造に特化していて、スマートフォンの潮流にうまく乗れず、ほとんどのメーカーが事業を縮小したり携帯電話部門を売却しました。

日本独自に進化したガラケーの機能や形状を好む消費者が一定数いましたし、キャリアが課金の手数料などで稼いでいた面があります。

スマートフォンが爆発的に台数を増やしてもガラケー事業がどんどん縮小されていっても、ガラケーが併売され続けていました。

ガラケーの基本ソフトの更新が停止

このままスマートフォンとガラケーが共存していくのかと思えましたが、ひとつ大きな問題がありました。

ガラケーに搭載されている基本ソフトのOSやアプリがもう更新されなくなったのです。

世の中に合わせて更新されないと携帯電話の機能を徐々に使うことが出来なくなっていきます。

そうなるとセキュリティ上の問題や独自に開発するには高コストすぎる問題があり、各社はガラケーの製造を停止しました。

2015年ころを最後にガラケーの新製品が発表されることがなくなりました。

スマートフォンを好まない層に向けたフィーチャーフォン

ガラケーの新製品が出なくなったことに困ったのがガラケー愛好者です。

所有しているガラケーの機種を購入して2年3年経ったり、破損や故障をした人が同じシリーズをまた購入しようとしてももう存在しないわけです。

ガラケーの形状が好きだったり、電話やメール程度で用事が済んでいる人にとってはスマートフォンは価格が高価で毎月かかる費用もガラケーに比べて高くつくため敬遠されました。

それらの層に受け入れられるように考えた携帯電話会社とメーカーは、ガラケーっぽい形状と機能を備えたフィーチャーフォンを発売します。

このフィーチャーフォンは日本独自進化したかつてのガラケーでなく、中身のOSやアプリはスマートフォンなのです。

スマートフォンをガラケー愛好者に違和感なくセールス出来るようにガラケーっぽくアレンジした携帯電話です。

auはそれにガラホと愛称を付けてみたりしました。

4Gケータイと呼んでいる場合もあります。

中身がスマートフォン化してくれたおかげでスマホ向けアプリ、例えばLINEやツイッターなどが使えるようになったメリットがあります。

ここで、ガラケーとフィーチャーフォンの言葉がややこしくなりました。

大手通信キャリアが呼び分けなかったために混乱することに

NTTドコモやau、ソフトバンクはガラケーのことをフィーチャーフォンと呼んでいました。

今販売しているガラケー形状のスマートフォンのこともフィーチャーフォンと呼んでいます。

大手通信キャリアがiモードやEZweb搭載携帯電話も、中身がスマートフォンになった携帯電話のどちらもをフィーチャーフォンと呼ぶため消費者は混乱、混同してしまうんです。

大手通信キャリアは旧来からある形状の携帯電話のことをフィーチャーフォンと呼びます。

世間はガラケーと日本独自にメールやウェブ、カメラ機能が進化したかつての携帯電話のことを呼びます。

形状を指して言うのか日本独自機能搭載の携帯電話を言うのかということですね。

SIMフリーのフィーチャーフォン、ベーシックフォン

フィーチャーフォン型携帯電話はスマートフォン全盛の今となっては世界で少数派です。

そのためSIMフリーのフィーチャーフォンはほとんど選択肢がありません。

クラウドファンディングで募集された分だけが販売されることもあります。

SIMフリーのフィーチャーフォンは、在庫があるのを見たらすぐに購入するくらいの勢いで考えておかないと入手困難なくらいです。

ウェブアクセスなど過剰な機能が不要で電話とSMSだけであればよいという層に向けて用意されたベーシックフォンと呼ばれるジャンルもあります。

電話とSMSに特化したベーシックフォンはスマートフォン登場以前の世界標準携帯電話の現代版ですね。

ワンセグを搭載した携帯電話は消えつつある

ガラケーのひとつの特徴であったワンセグ搭載ですが、スマホOSのフィーチャーフォンではワンセグ(フルセグ)を搭載した携帯電話がなくなりつつあります。

防災時などに役立つ機能ですが、通勤時にワンセグを見ている人はもういません。

4G時代になって動画配信や家にある録画機からの配信に取って代わられました。

5Gの時代になればより顕著にそうなってしまうでしょう。