【依存】青少年の平均インターネット利用時間が3時間

AI 不正アクセス ウェブ攻撃 遮断 ウェブ Web

内閣府調査によると、青少年の平均インターネット利用時間が1日3時間近くもあり、ネット依存の危険性が指摘されています。

小学生でも2時間弱を動画視聴やゲーム遊びに使ってしまっています。

視覚障害やネット依存にならないためにどうすればいいか書きました。

【依存】青少年の平均インターネット利用時間が3時間

内閣府が2018年末ころに、青少年のインターネット利用についての調査をした結果、青少年の平均インターネット利用時間が3時間にもなることが判明しました。

1日あたり小学生でも2時間弱、中学生で2時間45分ほど、高校生になると3時間半以上をインターネットに時間を使ってしまっています。

インターネットを利用する主な目的は、動画の視聴、ゲーム、SNSと続きます。

※ 内閣府が2018年11月12月に、青少年とその保護者5000人にアンケートして約3000人から回答を得た

青少年が使うインターネット接続機器の割合は?

青少年が主に使うインターネット接続する機器は、

  • スマートフォン 62.8%
  • ゲーム機 30.3%
  • タブレット 30.2%

となっています。

主に自分が所有する端末からインターネットに接続している傾向が見てとれます。

平成26年ころの調査ではまだパソコンからのインターネット利用が3割以上ありました。

それが今では2割を切っています。

それとは逆にスマートフォンからのネット接続が1割以上増えています。

スマートフォンの8割は子供が専用で使っている端末で、高校生に限ればほぼ100%が自分用の端末から見ています。

問題視されているのは動画視聴やゲームが長時間の使用になっている点

インターネットを利用すること自体を問題視しているわけではありません。

実際、勉強に活用したり、親との連絡にも活用されています。

問題視されているのは、動画視聴やゲーム時間が長時間にわたっていることです。

青少年の約4割が平日に1日2時間以上を動画視聴やゲームに費やしてしまっています

低年齢(9歳以下)でも3割ちかくが平日2時間以上にわたりインターネットを利用しています。

一日3時間以上のインターネット依存は依存症のおそれがあります

青少年で1日あたり3時間以上のインターネット利用は依存症のおそれがあります。

青少年当人もネット依存、スマホ依存の自覚がある場合が多くなっています。

依存症は病気です。

勉強する時間を確保する必要もありますが、ネット依存が体と心の健康に与える影響が問題視されています。

平成21年施行の「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」(青少年インターネット環境整備法)で、青少年がインターネット接続を利用するとき、キャリアなどにフィルタリングの提供が義務付けられるとともに、保護者に対して、青少年に適切にインターネットを利用させる責務などが課されています

法律があるんです。

「ウチは子供に任せています」では済まされないわけですね。

青少年の成長期に心身に悪い影響を与える前に親子で取り組みべき課題です。

 

ネット依存から抜けさせる対策や目の異常について、下記の記事にくわしく掲載しています。あわせて読んでください。

 

調査元 : 内閣府 > 子ども・若者育成支援 > 青少年有害環境対策 > 青少年の安全・安心なインターネット利用環境整備に向けた施策の推進について > 統計・調査研究
内閣府 青少年のインターネット利用環境実態調査

タイトルとURLをコピーしました