大手携帯キャリア3社のプランが出そろった最後に楽天モバイルが対抗プランを発表しました。
元々、他社が20GBに対して同額でデータ通信無制限(楽天ネットワーク内)でしたが、あまり通信しない人向けに1GB以下ならナント0円、1~3GBで980円、3~20GBで1980円の段階制料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」にしてきました。
※ Rakuten Linkアプリで国内通話無料。回線契約 1回線めだけ1GB以下無料、2回線目以降は0~3GBで980円
※ 楽天モバイルのプラン料金1年無料になるキャンペーンの受付は4月7日までと発表されました! 契約希望のかたはお急ぎください 初回契約3か月無料に変わりました
Rakuten UN-LIMIT VIは携帯乞食を呼び込んでしまう恐れ大
楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」(ラクテン アンリミット シックス)は、大手携帯キャリア3社に対抗するだけでなく、ほかの格安携帯電話会社のプランに対しても破壊力十分です。
格安SIMでは、3GBで月額1480円~1680円がこれまでの相場でしたが、楽天モバイルなら月980円ですんでしまいます。
手厚いサポートが必要な携帯電話の操作を苦手とする人以外は、携帯電話会社乗り換え(MNP)の大きな候補になるでしょう。
格安携帯電会社も大手3社のプラン発表を受けて2021年3月以降の料金プランを練っていたはずですが、楽天モバイルのこの発表を受けて計画案よりもさらなる値下げを余儀なくされる格好です。
今の3GBで月1680円のままではもう新規契約を望めません。
体力で劣る会社は合併したり吸収されたり格安携帯電話会社の再編にもつながるかもしれません。
携帯電話料金が安くなることは喜ばしいですが、ほかの理由で喜んでいるのが”携帯乞食”のみなさんです。
楽天モバイルは寝かせ携帯に最適の携帯電話会社になった
楽天モバイルは安くスマートフォンを買えることで以前から人気がありました。
今回の新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」は、魅力的なMNPキャッシュバックや、とても安くスマートフォンを買えるキャンペーンが来たときMNPするために、電話契約を寝かせておくのにピッタリな料金プランになりました。
なにせデータ通信料1GB以下なら0円ですから、労せずしてただ寝かせてだけで維持費がかからないことになります。
今まであの手この手で寝かせ契約の維持費を安くする方法を実践していた”携帯乞食”のみなさんはもう悩む必要ないんです。楽天モバイルならかんたんに維持費0円でキープできてしまいます。
さらに楽天モバイルの契約があれば、楽天市場や楽天ブックスで有利に買い物することができます。
※ キャンペーンにより開通日からプラン料金1年無料の後はユニバーサルサービス料がかかります
格安携帯電話会社は、月額料金が安いけれど最新のiPhoneの取り扱いがない問題があります。
2021年4月から楽天モバイルで最新iPhoneの取り扱いが開始されました。
総務省はSIMロック禁止を早期に実現する方向で動いていますので、楽天モバイルで購入した最新iPhoneを格安携帯電話会社で使用するという使いかたも可能になります。
キャッシュバックや楽天ポイント付与が増額となるタイミングで、お得にiPhoneを購入する手段として使えそうです。
楽天モバイルはIoT組み込み機器に最適
ちょっとだけデータ通信するIoT機器にも楽天モバイルが最適解になりました。
これまではIoT専用の低速データ通信SIMカードを契約して利用することが一般的でした。
それらは、楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」の登場で急速に輝きを失ってしまいました。
Rakuten UN-LIMIT VIなら、高速な通信が出来るうえに月間データ転送量1GBまでは0円です。通信の回数で課金されることもありません。
月間で1GBにおさまる遠隔監視や遠隔制御のやり取り用途なら、もう悩む必要ないですね。
まとめ
楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」は、携帯電話をあまり使わない人やWi-Fi環境下でデータ通信することがほとんどの人にとって魅力的なプランです。
また、魅力的なキャッシュバック条件を待ち受ける人にとって、携帯電話契約を寝かせておく最適なプランが出来ました。
IoT組み込み機器のデータ通信にも最適です。