大手携帯電話会社より安い利用料金で人気がある格安スマホは、2020年3月のアンケート調査で利用率が25%に達しました。
第4の選択肢として定着した格安スマホ
NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI auの大手携帯電話会社3社は法人契約などもあわせて各社とも4000万契約以上とたくさんの人が利用しています。
大手は安心感がある一方で利用料金が高額になりがちです。
一方の格安スマホ、格安SIMとよばれる大手携帯電話会社の回線を借りて自社ブランドで運用されるMVNO(仮想移動体通信事業者)は、それほどアクティブに携帯電話を使用しない層や学生に利用されています。
最近では、格安スマホのY!モバイルやUQモバイルのTV CMもよく見かけるようになって格安スマホが世間的に認知されている感があります。
実際にどれくらい格安スマホが利用されているのか
格安スマホのTV CMを見かけるようになってきましたが、実際にどれくらい利用されているのかが気になります。
まさかスマホを使っている人に一人ひとり聞いてまわるわけにもいきません。
出来たとしてもせいぜい周囲のお友達に質問してみるくらいじゃないですか?
それでは実態はつかめないですね。
では、ここに大きなアンケートの結果を示したいと思います。
約1万人に「格安スマホを利用していますか?」と質問した回答の結果は…。
1万人に質問して25.4%の人が格安スマホを利用していると回答しました。
1年前は5人に1人だったのが、今や4人に1人は格安スマホを使っています。
※ 2020年3月 マイボイスコム調べ
4人に1人が格安スマホを利用している時代
年々、格安スマホを利用している人が増加して、ついに4人に1人は格安スマホを利用している時代になりました。
それほどアクティブに携帯電話を利用しない層やガラケーからの移行に月2000円以下でスマホを利用できる格安スマホは確実に浸透してきていることがわかりました。
さらにここに第4の携帯電話会社として楽天モバイルが活動を開始しました。
大手携帯電話会社の利用料金を大きく下回る使い放題で月2980円という低価格を打ち出して、携帯電話料金の値下げ圧力に一役買ってくれそうです。
携帯電話を購入するとき、すでに25%以上が利用している格安スマホを普通に選択肢として考える時代です。